2023/11/20 訪問介護

訪問介護の身体1とは?時間や単位、身体0との違いもまとめて解説!

訪問介護の身体1とは?

 

訪問介護の身体1って時間は何分だっけ?

 

単位数やサービス内容は?

 

細かくてわかりづらいですよね…。

 

しかし、わからないままにしておくと、後から大変なことに…。

 

そこでこの記事では、身体1の単位数や内容、身体0との違いまで、幅広く解説しています。

 

全部読むと、訪問介護員としてご利用者様に寄り添ったベストなサービスを提供できるはずです。

 

 

訪問介護の身体介護とは?

訪問介護の身体介護とは?

 

訪問介護の身体介護とは、介護が必要な人々の自宅を訪れ、日常生活の支援を行うサービスです。

 

このサービスは、身体的な障害や高齢による機能低下を抱える人々が住み慣れた自宅で過ごすために、身体的なケアを提供することを目的としています。

 

身体介護の範囲は広く、入浴、食事、排泄などの基本的な日常生活支援から、着替えや移動の補助も行います。

 

また、訪問介護は、ご利用者様だけでなくご家族様にとっても重要なサービスです。

 

ご家族様が介護の負担から解放され、仕事やプライベートな時間を持つことができると、家族間の関係が改善され、ご利用者様の社会的な孤立を防ぐ助けにもなります。

 

訪問介護の身体介護は、ご利用者様にとっての生活の質の向上、家族の負担軽減、そして社会全体の福祉向上に寄与する重要なサービスです。

 

 

身体1とは?

 

この章では、身体介護の身体1について解説します。

 

単位数や具体的なサービス内容の理解を深めましょう。

 

 

身体介護の単位数

身体1は20分以上30分未満のサービスで、単位数は250単位です。

 

20分未満で行われる身体0の次に短いサービスで、引き続き生活援助ととともに利用されることもあります。

 

訪問介護の単位数は以下の通りです。

 

  • 身体介護のみまたは生活援助のみの場合

 

サービス内容 時間 単位数
身体0 20分未満 167単位
身体1 20分以上30分未満 250単位
身体2 30分以上60分未満 396単位
身体3 60分以上90分未満 579単位
身体4 90分以上120分未満 663単位
生活2 20分以上45分未満 183単位
生活3 45分以上 225単位

 

  • 身体介護と生活援助を組み合わせる場合

 

サービス内容 時間 単位数
身体1生活1 身体介護20分以上30分未満に引き続き生活援助20分以上45分未満 317単位
身体1生活2 身体介護20分以上30分未満に引き続き生活援助45分以上70分未満 384単位
身体2生活1 身体介護30分以上60分未満に引き続き生活援助20分以上45分未満 463単位
身体2生活2 身体介護30分以上60分未満に引き続き生活援助45分以上70分未満 530単位
身体3生活1 身体介護60分以上90分未満に引き続き生活援助20分以上45分未満 646単位
身体3生活2 身体介護60分以上90分未満に引き続き生活援助45分以上70分未満 713単位

 

もちろん、2時間ルールも適用されますので、身体1の短時間の訪問でも次に訪問するまで2時間の間隔を空ける必要があります。

 

2時間ルールの詳細はこちら>>

 

 

身体介護の内容

身体介護では、入浴、食事、排泄などの介助を行います。

 

これらの介助は、ご利用者様の日々の生活の質を維持し、自立を促進するために不可欠です。

 

しかし自立支援のため、過剰な介助にならないよう気をつけます。

 

例えば、食事をするときに、お箸では食べ物を上手につかめなくても、介護用スプーンを使って食べることができるなら、スプーンを使っていただきます。

 

その際、訪問介護員は誤嚥しないように見守ります。

 

身体1のサービスでは、時間が短いので、定期的な日常生活のサポートになります。

 

1回の訪問で起床介助、着替え介助、移乗介助を行ったり、排泄介助と就寝介助などを組み合わせて行うこともあります。

 

適切な介助のバランスを見つけることが、ご利用者様の自立を促しつつ、過度な依存を防ぐ鍵です。

 

身体1ではご利用者様の生活の一部分のみをサポートすることができます。

 

 

身体1と身体0の違い

身体1と身体0の違い

 

この章では、身体1と身体0の違いについて、

 

  • 単位数
  • サービス内容
  • ご利用者様

 

の観点から詳しく解説します。

 

 

単位数の違い

身体1は身体0よりも単位数が多く、サービス提供時間も長いです。

 

単位数が多いほど、介護士はご利用者様により多くの時間を割くことができ、手厚いケアが可能になります。

 

他にも、身体0はさらに身体01と身体02にわけられます。

 

身体01と身体02の大きな違いは2時間ルールが適用されるかどうかです。

 

身体02は看取り期などの頻回の訪問介護や緊急で訪問する場合ですので、2時間ルールが適用されません。

 

このことからも身体0は特定の状況をサポートするために使われることが多く、身体1は日常生活の1シーンをサポートするために使われることがわかります。

 

 

サービス内容の違い

身体1では、身体0に比べてより広範囲のサービスが提供されます。

 

食事、入浴、排泄の介助や起床、就寝の介助に加え、そのための移動支援も行います。

 

身体0では、起床介助と着替え介助のみなど短時間で終わるサービスを提供します。

 

身体0と身体1では提供するサービスの内容に違いはありません。

 

しかし同じ起床介助でも移動の支援や体位変換が必要かどうかなどかかる時間によって、身体0と身体1を使い分けます。

 

したがって、身体1ではサービス提供時間の長さから、身体0よりも広範囲のサービスが提供できます。

 

 

対象となるご利用者様の違い

訪問介護は要介護認定で要介護と判定された方なら誰でも使うことができるサービスです。

 

特に身体介護は寝たきりの方にとどまらず、食事や入浴、排泄などの日常的な動作に不安がある方も利用します。

 

しかし、同じ身体介護でも身体1と身体0では用途が違います。

 

例えば、身体0の身体02では2時間ルールが適用されないため、看取り期など頻繁に訪問してほしいご利用者様が利用することもあります。

 

また、身体0ではサービス提供時間が短いため、認知症のご利用者様が生活リズムを崩さないよう起床介助から一日のうちに定期的に利用するなんてことも。

 

反対に、身体1では排泄介助をしてもらいたいけど、トイレまで歩くのもサポートしてほしいなど、介助を組み合わせて使えます。

 

そのため、介護度が低くてもサービス提供時間が長くなることもあります。

 

身体0より身体1の方が時間が長いから、介護度も高いということはなく、ご利用者様の状態に適したサービスが選択されるのです。

 

 

身体介護に必要な資格

身体介護に必要な資格

 

訪問介護員として身体介護をするためには資格が必要です。

 

身体介護はご利用者様の安全にも関わるため、介護の知識と技術を持ってサービス提供する必要があります。

 

一般的に取られている資格は介護職員初任者研修、介護福祉士などです。

 

介護職員初任者研修:介護の基本的な知識と技術を身につけるための研修です。
この研修は、受験資格もなく、介護業界で働くための入門的な資格として位置づけられています。
130時間程度のカリキュラムがあるため、取得までに数週間から数ヵ月かかります。

 

介護福祉士:介護の資格の中で唯一の国家資格です。
より高度な介護の知識や技術を得られますが、実務経験などの受験資格が必要です。
取得するとケアマネジャーなどの資格も目指せるためキャリアアップのためのステップとなる資格です。

 

質の高い身体介護を提供するためには介護福祉士を目指しましょう。

 

 

訪問介護で働くメリット

訪問介護で働くメリット

 

この章では、訪問介護で働く主なメリットを紹介します。

 

 

感謝の言葉や笑顔

訪問介護の仕事は、ご利用者様からの感謝の言葉や笑顔を直接受け取ることができる、やりがいのある仕事です。

 

介護士は、ご利用者様に直接寄り添い、自立支援の手助けをするため、感謝の言葉を直接聞くことができます。

 

例えば、ご利用者様が一人ではできなかったことを、介護士がサポートすることでできるようになると、喜びの表情が見られます。

 

介護士としての努力が、ご利用者様の笑顔や感謝の言葉によって報われることは、この仕事の大きな魅力の一つです。

 

 

柔軟な勤務体系

訪問介護の仕事は、ライフスタイルに合わせた働き方が可能です。

 

訪問介護のスケジュールは多様であり、自分の生活リズムも考慮しやすい場合が多い。

 

例えば、子育て中でも子供の学校行事に合わせて勤務時間を調整できます。

 

授業参観が平日にある場合、他の職種だとどうしても休みを調整できないこともあるでしょう。

 

柔軟な勤務体系は、訪問介護の大きなメリットであり、プライベートと仕事のバランスを取りやすくします。

 

 

将来家族の介護に役立つ

訪問介護の経験は、将来的に家族の介護に役立ちます。

 

実際の介護現場では、介護に関する深い理解と実践的なスキルが身につきます。

 

これを自分の家族が介護を必要とした際、活用することができます。

 

訪問介護の経験は、将来のために大きな価値があるのです。

 

 

訪問介護で働くデメリット

訪問介護で働くデメリット

 

この章では、訪問介護で働く主なデメリットを紹介します。

 

 

精神面の負担

訪問介護は、精神面での負担が大きい仕事です。

 

高齢のご利用者様と関わるため、看取り期などの対応をすることもあり、辛い体験をすることもあります。

 

そのため、休暇はしっかりと休む、気分転換できる趣味を見つけるなど、精神面の健康を気遣う必要があります。

 

訪問介護は、ご利用者様の自立支援をサポートし、達成感を得られる場面もありますが、看取りを行うこともあり、精神面の負担が大きい仕事でもあります。

 

 

体力が必要

訪問介護の仕事は、利用者の身体的なサポートを多く含むため、介護士には相応の体力が求められます。

 

体力があると、ご利用者様を支えたり、移動させたりする作業がスムーズに行え、ご利用者様の安全と快適さを確保することができます。

 

一方で、体力が不足していると、自分だけでなくご利用者様にも怪我をさせてしまうリスクが高まります。

 

介護技術の習得だけでなく、適度な運動や筋トレで体力をつけることが大切です。

 

訪問介護は体力が必要な仕事ですが、体力をつけることでご利用者様にも安心してサービスを利用していただけます。

 

 

まとめ

まとめ

 

この記事を読んでいただき、ありがとうございます。

 

訪問介護の身体介護の重要性、身体1の役割、必要な資格、そして働く上でのメリットとデメリットを理解していただけたでしょうか。

 

介護の仕事は大変ですが、その中には大きなやりがいと学びがあります。

 

この情報が、あなたの介護に対する理解を深め、より良い介護の実践への一歩となることを願っています。

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